国会・地方議会で大活躍の女性たち

ノルウェー国会 (Storting)


ノルウェー国会。向かい側は商店街

議事堂内でクリスティンさんとの再会
国会議事堂は、街の目抜き通りのカール・ヨハン通りに面していて、国民に親しまれています。1日3回のガイドツアーには誰でもが見学でき、広く開かれた国との印象を受けました。
婦人参政権は1913年に確立しましたが、その2年前、財産家で納税義務のあった女性、アンナ・ドッグスターに代議員の権利が付与され、女性議員第1号となりました。
国会議員定数は165名。任期は4年。現在、女性議員は60名で36.4%。選挙権は18歳から、国会の傍聴は誰でもができます。
関心・注目度の高い時は満席になります。傍聴者も議員も、拍手はもちろんのこと怒号、ヤジは厳しく規制されています。 再会をはたしたクリスティン・.ハルヴォルセンさん(ノルウェー王国国会議員で左派社会党党首)からは「日本には賢く有能な女性たちがいるのに、その資源を使わないなんて、もったいない!また、今後、日本が政治に女性をどうやって巻き込んでいくのか大変関心をもっている」などメッセージをいただきました。また「日本の将来は女性にかかっている」とエールを送られました。

トロムソ市市議会(City of TROMSΦ)


ブリット・ソフィー・イルグッドさんとピア・スヴェンスゴーさん
壁面には歴代市長(女性の姿も)の写真
市議会議員数は53人、議会の6つの委員会のうち半分が女性委員長です。全員協議会は月1回2時から9時まで、5つの委員会は隔週の3時から審議終了まで開催されます。任期は4年で、以前は交通費のみボランティアでしたが、1998年から有給になりました。公務員も議員になれますが、管理職以上の人は辞職して立候補しなければならないルールがあります。
「男女平等法(79年施行)」は、88年、一方の性が4割以上選出されなければならないとクオータ制が明記され、女性の政治参画への道が押し進められました。くらしに直結する地方議会への女性参画はとても重要なことです。選挙資金は所属する政党の支援があるので全く心配はいりませんが、メディア合戦がとても盛んで、選挙戦はいかにうまくメディアを活用するかが重要のようでした。
投票は日曜日と月曜日の2日間にわたり、投票所は地域の小学校・中学校を使用、体の不自由な人のためには郵送投票のシステムがあります。
ノルウェー女性の連帯は、保育所の増設など共通の目的のもと、お互いの主張を超えて一つに団結したところにあったと思います。専業主婦はほとんどいないので男性議員のパートナーも働いていて、子どものいる議員は、男女関係なく子育てに忙しそうです。



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