選択的夫婦別姓の制度化と婚外子の相続分差別撤廃を盛り込んだ
民法改正案の議員立法法案を歓迎します(民法改正ネットワーク)

(00年10月31日民法改正の議員立法が参議院で提出されました。民法改正ネットワークでは、歓迎の声明を出しました。)

                                      すすめよう!民法改正ネットワーク (2000年11月2日)


 10月31日、参議院で超党派により提出された民法改正案を歓迎します。
 この法案は、1996年2月法制審議会から法改正の骨子が答申されながら、
4年経過した今も閣法として国会に上程されていない現状と、多くの人が
「選択的夫婦別姓の制度化」と「婚外子の相続分差別撤廃」を待ち望んで
いることに応えたものといえます。
 最近でも、「別姓での届け出が出来ないまま4年も待っている」。
「事実婚で子どもが出来たが迷っている」、「通称使用が社内で大変なので
ペーパー離婚せざるを得ない」、「婚外子の差別を早くなくしてほしい」など
民法改正を待ち望む差し迫った声を数多く聞きます。
 こうした声を聞き届けることこそ、政治への信頼を取り戻すことに
つながるのではないでしょうか。
 21世紀を目前に、現実に即した法整備が行われることと、選択肢が
増えることは、今を生きる私たちに活力を与え、社会全体の発展に
結びつくことでしょう。
 今回提出された民法改正法案が、一日でも早く国会で審議入りし、
早期に成立することを心から望みます。
     すすめよう!民法改正ネットワーク参加団体(36団体)

※この、民法改正立法は2000年12月1日、第150臨時国会閉会により審議未了のまま廃案になりました。
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