JOSE PINHEIRO ジョゼ・ピニェイロ
(ミュージシャン/異文化交流講師)
ブラジル・アマゾン河口の町、ベレン市生まれ。サンバやボサノヴァはもちろん、ショーロやバイオンまでブラジル音楽をヴァリエーション豊かに表現するアーティスト。ブラジル音楽の宝庫といわれる北東部で高校まで過ごし、早くからブラジル・ノルデスチ(北東部)音楽やMPB(ブラジル・ポピュラー・ミュージック)、ロックまで、あらゆるポップミュージックに親しむ。1978年初来日、日本語を学びながら、俳句や文楽など日本の文化・芸能に親しむ。以降、日本とブラジルをフィールドに音楽活動を続けながら、各種の異文化交流、国際交流、エコロジー・イベント等多彩な活動を展開。日伯混成グループ「ジョゼ・ピニェイロ&BOTO」や異文化交流ネットワーク「ハーモニア・スペース」を結成。両国を結ぶネットワーク誌「カントリーア通信」の中心メンバー。95年帰国後、今日までほぼ毎年来日し、音楽や語りを通して、人間にとっての自然の意味や調和の取れた自然環境に対するグローバルな姿勢を伝えている。J-WAVE FMジャパン「サウージ・サウダージ」でテーマソングとヴォイス・ジングルも担当、現在も放送中。
● ジョゼ・ピニェイロ「TESOURO ENCANTADO〜音楽の使者」(ハーモニア・スペース)
● ゲスト参加アルバム「EPO WORKS」(東芝EMI)「ショーロ・クラブ2」(ファン ・ハウス)
YUMI PINHEIRO ユミ・ピニェイロ (気功法講師、異文化交流講師)
日系ブラジル人。1978年、留学生として来日。京都大学で、こどもの自然な成長・発達をメインテーマにほぼ全国でフィールドワークを行なう。同大学修士課程終了。整体や気功法・太極拳も学び始める。その後、約2年間、音楽家のパートナー、ジョゼ・ピニェイロと共に、アジアを中心に旅する。大泉町在日外国人との交流イベントで、コンサート&集いを企画、参加。ブラジルで開催された「地球環境サミット'92」の取材&企画をジョゼやコラムニスト山崎浩一氏らネットワークの仲間達と共に行なう。「日伯修好100周年記念」事業出版「ありがとう」を翻訳。ブラジル・セアラ州で行われた日伯国際協力事業「人間的な出産、光のプロジェクト」で、通訳や母子健康に関わる医療関係者を対象としたワークショップで気功講師を務める。アマパー州警察官&ソーシャルワーカーを対象とした、人材養成プロジェクトで太極拳&気功講師を歴任。フォルタレーザ市でストリート・チルドレンをケアーするソーシャルワーカーを対象とした、「心とからだのリラクゼーション」クラスや気功法ワークショップで講師を務める。
ジョゼ&ユミは、現在、北東部のフォルタレーザ市に在住。著名な民衆詩人やヘペンチスタ(吟遊詩人)たちと交流を深め、地元ミュージシャンや詩人達とライブや集いを持っている。インターネットを通した日本の小学校との交流、ネットワーク誌「カントリーア通信」の発行等日伯間での異文化交流を継続的に行っている。

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